2019-01-01から1年間の記事一覧
◆約2年ぶりの面会 冷たい雨の降る11月26日(火曜日)、守大助さんに面会してきました。気が付いたら前回の訪問から、約2年が経っていました。 前回の面会の様子はこちら。 【30】クリスマスの日、守大助さんに面会してきました! - Free大助!ノーモア冤罪…
◆よくぞ生きて戻ってきた! 本日のフランシスコ・ローマ教皇の東京ドームミサ、盛況だったようですね。約5万人の参加者の中には、袴田巖さんもいました。教皇との面会も期待されていましたが、残念ながらかなわなかったようです。袴田さんは死刑確定後の198…
11月13日の最高裁の棄却を受け、守大助さんからメッセージが届きました。例によって弁護団を通して、全国の支援者にFAXで届けられました。 最高裁から郵送で、弁護団に棄却決定が届いたのが15日。大助さんはその日のうちに筆を取ったのでしょう。全文を紹介…
◆冤罪のポイントについて書いた、過去の記事まとめ 最高裁の決定について、すでに複数のメディアが報道しています。しかしこの事件がとんでもない冤罪である点までは、突っ込んで報じていません。 そこで、このブログで過去にアップした記事のリンクを貼って…
本日、弁護団を通して連絡が入りました。 最高裁判所は11月13日付で、「北陵クリニック事件」の再審請求を棄却。守大助さんの無実を訴える切実な声を、門前払いにしました。 「最高裁第三小法廷」5人の裁判官全員一致の決定とのことです。取り急ぎ、ここに…
前回書いた「飯塚事件」。改めて関連する本や新聞記事を読んでいますが、本当に暗澹たる気持ちになっています。警察・検察・裁判所はこんな醜いことをしてまで、無実の人間の命を奪うのか!と、怒りを感じています。 このブログの “主人公” である、守大助さ…
◆“10.28”を絶対に風化させるな! 仕事の合間に、ブログを更新しています。どうしても今日の早いうちに、書いておきたいことがあるからです。 今日、10月28日は「飯塚事件」の死刑が執行された日です。ちょうど11年前(2008年)、福岡拘置所で久間三千年(く…
ご無沙汰しています。2ヵ月も更新をサボっていた間に、冤罪を巡るいろいろな出来事がありました。書きたいことも沢山あります。また更新していきますので、よろしくお願いいたします! そして更新をサボっていたにも関わらず、今月のPVが1000を突破しました…
◆無実を訴える切実な声、どんどん拡散してください わずかながら暑さもやわらいできました。エアコンのない千葉刑務所で過ごす毎日、一体どんな心境でしょうか。 守大助さんから、8月のメッセージが届きました。大助さんから弁護団に手紙を出し、それを弁護…
◆ちょっと長い前置き〜8月15日に思ったこと ブログの更新、1ヵ月以上放置してしまいました。仕事と違って〆切がなくて、ギャラも発生しないブログを続けるのは本当に大変なことです。でもやっぱり、続けなければなりませんね。冤罪のこと、日本の司法のこ…
◆最高裁抗議行動に参加してきました 今回も「大崎事件」について書きます。 6月10日(水曜日)の昼休み、最高裁前で行われた抗議行動に参加してきました。20人以上が集まり、マイクを片手に今回の再審取消に怒りの声を上げました。 また、今回の決定にかかわ…
◆4団体が一斉に抗議声明 前回に続いて「大崎事件」について書きます。 今回は最高裁の決定を受けて、4つの団体が発表した声明を見ていきます。冤罪事件の最高裁決定で、これだけの団体が一斉に抗議の声を上げるのは珍しいことだと思います。それだけ今回の決…
◆今度こそ本当に、日本の司法は死んだ… やはり今回は “あのコト” について書かざるを得ません。何かというと6月25日、最高裁が「大崎事件」の再審開始決定を取り消したコトです。 これまでも裁判所がオカしな決定を出すごとに “日本の司法は死んだ” というフ…
〈前回から続く〉 「布川事件」の闘いは、大きく2つに分けられます。 ①事件発生(1067年)〜再審無罪(2011年) ②桜井昌司さんの国家賠償請求(2012年〜現在) 今回は主に①について書いてみます。 また「布川事件」の再審無罪が確定したのは、ちょうど私が冤…
◆警察&検察の愚行・蛮行を認めた裁判所 もう2週間前になりますが、5月27日(月)に「布川事件(ふかわじけん)」桜井昌司さんの国家賠償訴訟の判決が、東京地裁でありました。 桜井さんは冤罪を作り上げた上に何の反省もしない警察・検察の責任を問うべく、…
◆守大助さんのメッセージ〜裁判官が刑事訴訟法を守る時代になってほしい〜 守大助さんから届いた、最新のメッセージを紹介します。いつも通り、弁護団を通して全国の支援者に発信されたものです。 令和元年がスタートしました!! 裁判官が刑事訴訟法を守る、…
1ヵ月ぶりの更新です。いろいろと書きたいことが頭の中を巡りながら、体が追いつかずにズルズルと時間が過ぎてしまいました。 元号が「平成」から「令和」に変わりましたが、守大助さんは変わらずに千葉刑務所の塀の中。4月28日には48歳の誕生日を迎えました…
■冤罪について語るハードルを低くしたい このブログをはじめたのは2017年4月4日。何とか2年、続けてこられました。 1日最大400を超えるアクセスをいただいた日もありました。読んでいただいて、本当にありがとうございます!! この間の「北陵クリニック事件」…
■34年目にして、ようやく無罪 ご存知の通り本日、熊本地方裁判所は「松橋(まつばせ)事件」の再審裁判において、無罪判決。宮田浩喜(こうき)さんはようやく、冤罪を晴らすことができました。 本当に良かった!!と声を大にして言いたいところですが、それ以…
■西山美香さん、本当に良かった!! すでに報道でご存知と思いますが昨日(3月19日)、最高裁判所は「湖東記念病院事件」の再審開始を決定しました。 この事件、2017年12月に大阪高裁が再審を認めたものの、検察がお決まりの特別抗告(怒)。検察の言いがかり…
■事件から40年、92歳になる原口アヤ子さんの命あるうちに再審無罪を!! 現在、最高裁判所(最高裁)では「日本国民救援会」が支援する5つの冤罪事件が、無罪獲得を目指して闘っています。 守大助さんの「北陵クリニック事件」(再審) 原口アヤ子さんの「大崎…
■とにかく “会ってみる&行ってみる” 今回は、おすすめの新刊本を紹介します。 タイトルは『平成監獄面会記』(笠倉出版社)。著者の片岡健さんは、冤罪を含むさまざまな事件を取材しているフリーライター。本著では死刑を宣告された8人との面会を通して、報…
■「逆転有罪」は絶対に阻止、「無罪」を死守だ!! 前回紹介した「乳腺外科医冤罪事件」の無罪判決。やはり検察(東京地検)は控訴してきました。これを受け、東京高裁で審理が続けられることになります。この事件、検察は「懲役3年」を求刑しています。もし無…
■科捜研によるDNA資料の破棄を断罪 2月20日、東京地裁は「乳腺外科医師事件」の無罪判決を言い渡しました。この事件、「守大助さん東京の会」の母体である人権団体「日本国民救援会東京都本部」が早くから支援をしてきました。私は一度も裁判傍聴や支援集会…
丸々1ヵ月、更新が滞ってしまいました。また頑張って守大助さんのこと、冤罪のこと、日本の司法の問題を伝えていきますので、宜しくお願いいたします!! この1ヵ月の間に、冤罪を取り巻くいろいろな動きがありました。 1月17日「大崎事件」検察が最高裁に突然…
■26年間で2300人以上の無実が明らかに!! 1月12日(土曜日)、立命館大学 大阪いばらきキャンパスで行われたシンポジウム『アメリカにおけるえん罪救済の最前線』に参加してきました。 アメリカでは「イノセンス・プロジェクト」と呼ばれる、科学者や弁護士…
■“検察も裁判所も悪くない” と開き直って国賠を棄却 ありもしない強姦の犯人とされ、再審無罪となった男性が起こしていた国家賠償請求(国賠)が、大阪地方裁判所で棄却されました。夕方のニュースで報道されたので、怒りを覚えた方も多くいらっしゃるでしょ…
本年も宜しくお願いいたします。引き続き守大助さんの自由を目指す活動を紹介するとともに、日本の司法に想うこと、冤罪をなくすためにできることなどを、一市民の素朴な目線で書いていきたいと思います。 2001年の今日、守大助さんは宮城県警に身柄を拘束さ…