Free大助!ノーモア冤罪!

「北陵クリニック事件・無実の守大助さんを守る東京の会」事務局長の備忘録〜素人の素朴な目線から冤罪を考える〜

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【36】無実の人は無罪に!〜疑わしきは被告人の利益って?〜

前回のブログで「必ずしも ”無罪=無実” とは限らない」と書きました。 その理由は、被告人が犯行を犯したという事実を、検察が十分に立証できない場合、裁判所は無罪にしなければならない…という刑事裁判の大原則によります。 検察の立証というのは、客観的…

【35】署名のチカラを信じて

冤罪の支援活動の一つの到達点が、無罪を勝ち取ること。 無実なのに逮捕・起訴されてしまった人が犯人でないことを証明するには、裁判で無罪判決を受けるしかありません。 必ずしも “無罪=無実” とは限らないのですが(これについては改めて書きます)、法…

【34】iPS論文データ改ざんと冤罪の構図

報道でご存知かと思いますが、 京都大学・iPS細胞研究所の論文で、 データの改ざんが見付かりました。 改ざんを行った助教授は 「論文の見栄えを良くしたかった」と、 不正行為に至った理由を語ったといいます。 これって…冤罪が生まれる構図とウリ2つです…

【33】2月4日、仙台で守大助さんの再審を求める集会やります!

守大助さんの再審を求める署名は累計20万筆を超え、 支援組織の数も全国で43になりました。 (私たち「東京の会」もその一つです) 3月には仙台高等裁判所で、 再審開始の可否決定が出されることがほぼ確実となる中、 2月4日(日曜日)、事件のあった仙台…

【32】アダム・スミスの言葉

冤罪に苦しむ人を支援したり、 権力に弾圧された人と連帯するココロを、 “惻隠の情”(そくいんのじょう)と表現した方がいました。 その方は松川事件をはじめ、 いろいろな冤罪・弾圧事件の支援活動を行って来た大先輩です。 平たく言えば、困っている人を思…

【31】守大助さんから新年のメッセージ

守大助さんから、支援者へのメッセージが届きました。 大助さんは千葉刑務所に2008年に収監され、 10回目の新年を同所で迎えました。 メッセージは大助さんから阿部泰雄弁護士に届けられ、 弁護士を経由して全国の支援団体にFAXされたものです。 大助さんは…

【30】クリスマスの日、守大助さんに面会してきました!

もう昨年になってしまいましたが、12月25日に千葉刑務所の守大助さんに面会してきました。 今回は「東京の会」の仲間2人と、私の計3人で面会。いずれも大助さん(46歳)と世代の近い30〜40代で、紅一点のYさんは何と、サンタさんの衣装をまとって来ました…

【29】何故、検察は再審開始を妨害してはダメなのか?

■再審が決まると“必ず”イチャモンを付けてくる検察 更新が1ヵ月近く滞ってしまいましたが、2018年も、どうぞ宜しくお願いいたします。守大助さんをはじめ無実を訴えて闘う皆さんに、一刻も早く朗報がもたらされますように! さて新年1回目は前回予告した通…