2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のブログで「必ずしも ”無罪=無実” とは限らない」と書きました。 その理由は、被告人が犯行を犯したという事実を、検察が十分に立証できない場合、裁判所は無罪にしなければならない…という刑事裁判の大原則によります。 検察の立証というのは、客観的…
冤罪の支援活動の一つの到達点が、無罪を勝ち取ること。 無実なのに逮捕・起訴されてしまった人が犯人でないことを証明するには、裁判で無罪判決を受けるしかありません。 必ずしも “無罪=無実” とは限らないのですが(これについては改めて書きます)、法…
報道でご存知かと思いますが、 京都大学・iPS細胞研究所の論文で、 データの改ざんが見付かりました。 改ざんを行った助教授は 「論文の見栄えを良くしたかった」と、 不正行為に至った理由を語ったといいます。 これって…冤罪が生まれる構図とウリ2つです…
守大助さんの再審を求める署名は累計20万筆を超え、 支援組織の数も全国で43になりました。 (私たち「東京の会」もその一つです) 3月には仙台高等裁判所で、 再審開始の可否決定が出されることがほぼ確実となる中、 2月4日(日曜日)、事件のあった仙台…
冤罪に苦しむ人を支援したり、 権力に弾圧された人と連帯するココロを、 “惻隠の情”(そくいんのじょう)と表現した方がいました。 その方は松川事件をはじめ、 いろいろな冤罪・弾圧事件の支援活動を行って来た大先輩です。 平たく言えば、困っている人を思…
守大助さんから、支援者へのメッセージが届きました。 大助さんは千葉刑務所に2008年に収監され、 10回目の新年を同所で迎えました。 メッセージは大助さんから阿部泰雄弁護士に届けられ、 弁護士を経由して全国の支援団体にFAXされたものです。 大助さんは…
もう昨年になってしまいましたが、12月25日に千葉刑務所の守大助さんに面会してきました。 今回は「東京の会」の仲間2人と、私の計3人で面会。いずれも大助さん(46歳)と世代の近い30〜40代で、紅一点のYさんは何と、サンタさんの衣装をまとって来ました…
■再審が決まると“必ず”イチャモンを付けてくる検察 更新が1ヵ月近く滞ってしまいましたが、2018年も、どうぞ宜しくお願いいたします。守大助さんをはじめ無実を訴えて闘う皆さんに、一刻も早く朗報がもたらされますように! さて新年1回目は前回予告した通…