Free大助!

「冤罪・北陵クリニック事件・無実の守大助さんを守る東京の会」事務局長の備忘録〜素人の素朴な目線から冤罪を考える〜

【50】東京新聞の記事に思ったこと

前回紹介の『再審における証拠開示シンポジウム』を受けて、

証拠開示について書くと予告したのですが…、

このテーマについて書かれた記事が2本も出てしまいました。

1本はジャーナリストの江川紹子さん。

「存在しない」「いや、実はありました…」~行政文書の隠蔽とは別の、もう1つの攻防(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース

もう1本は「弁護士ドットコム」。

再審事件「自らの正義」疑わない検察、求められる裁判所の「踏み込んだ訴訟指揮」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

いずれも明快に分かりやすくまとめられていますので、

ぜひリンクをクリックしてご一読ください!!

 

そして私は…

勇気をもらった新聞記事を見つけたので、

そちらについて書くことにします。

下記の東京新聞の社説(4月15日)で、

「針の穴にラクダを通す」と題して、

再審開始決定に対する検察の妨害について、

大崎、松橋、湖東記念病院と、

具体的な事件を3つも上げて問題提起しています。

一番下に記事のコピーを貼り付けました。

 

いずれも検察の特別抗告によって、

最高裁判所の判断を待っている事件です。

これだけの数の再審事件がまとまって、

最高裁に係属するのは極めて異例。

日本の刑事司法初のことかもしれません。

メディアも注目し、

支援活動に追い風を吹かせるチャンスです。

 

ちょっと残念なのは4段目。

“検察には検察の考え方があることも、確定判決の重さも分かります。

でも、冤罪の疑いが浮上しても検察抗告を重ねることが法の正義なのでしょうか。”

というくだりです。

“考え方があることも、分かります”って…

検察への忖度が働いているのでしょうか?

 

さまざまな冤罪事件における検察の抗告が、

いかに低レベルで言いがかりに等しいものかは、

このブログでも再三にわたって指摘してきました。

一度有罪にしたら自分たちのメンツを守るため、

ひたすら再審開始を妨害する検察。

その横暴のせいで、

名張毒ぶどう酒事件」の奥西勝さんは、

雪冤を果たすことなく獄死(2015年/89歳)しました。

袴田巖さん(82歳)、原口アヤ子さん(大崎事件/90歳)、

宮田浩喜(松橋事件/84歳)さんはいずれも、

“命あるうちに再審無罪を!” と、

必死になって検察の抵抗と闘っています。

検察は彼等が死ぬのを待っているとしか思えません。

司法権力による “殺人” が、平然と行われているんです。

 

こうした事実をハッキリ報じないメディアについても書きました。

(こちらのリンク)

【48】『獄友』イベント@下北沢〜目指すは“冤罪版” We are the World!〜 - Free大助!

 

守大助さんも面会で一言、

「検察はこんなヒドイことしてるのに、

何故メディアは報じないんだろう」

と語っていました。

検察は警察のデタラメ捜査に追従し、

大助さんの無実の証拠を隠しています。

そして警察・検察のリークを垂れ流すデタラメ報道にによって、

大助さんは凶悪犯にデッチ挙げられました。

そんな仕打ちを受けながらも、

メディアの良心に対する期待を捨てていません。

 

悪いコトは悪い!とハッキリ書く。

当たり前のことをメディアにお願いしたい。

そうするには、

私たち支援者がもっと声を大にして

不条理を叫んで憤りを伝えて、

メディアの背中を後押しするしかありません。

引き続き頑張りましょう!

 

もっとスパッと書いていいんですよ。東京新聞さん。

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