【166】宣伝再開&「今市事件」シンポジウム
■約7ヵ月ぶりの街頭宣伝
昨日(10月24日)、「守大助さん東京の会」は、新型コロナウイルス感染症にともない中止していた街頭宣伝を、約7ヵ月ぶりに行いました。場所はJR御茶ノ水駅前で、5人が参加しました。
「東京の会」は2014年12月の結成から毎月、街頭宣伝を続けてきました。宣伝の目的は、「北陵クリニック事件」が冤罪であること、守大助さんが無実であることを1人でも多くの人に知っていただき、再審無罪に向けて少しでも世論を盛り上げることです。そのためにマイクを持って訴え、事件の概要をまとめたビラを配布します。
現在、守大助さんの支援組織は北海道から高知まで、全国に48結成されています。他の地域でも、同じように宣伝を行っています。とても地味ではありますが、こうした草の根の活動も大切な支援活動の一つです。
いつもは約1時間宣伝を行って100枚以上のビラを配布できるのですが、昨日の受け取りは50枚程度と、やや低調でした。ただ、一旦通り過ぎながらわざわざ引き返してビラを受け取ってくれた若いお母さんがいました。
前回も書きましたが、来年1月で事件発生から20年。4月で逮捕当時29歳だった大助さんは50歳になります。時の流れは本当に早く、この事件自体を知らない若い人も多くなっています。事件を風化させないよう、そして次の再審請求で必ず勝つよう声を上げ続けていきます。
■「今市事件」シンポジウムYouTubeでご覧ください
昨日、私たちが守大助さんの宣伝をしていたのとちょうど同じ時間、「今市事件は終わっていない〜誤った有罪判決を斬る〜」が開催されました。2時間を超える内容の濃いシンポジウムで、ライブ配信された様子が下記のYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
〈こちらです〉
「今市事件」の勝又拓哉さんも、守大助さんと同じく「無期懲役」です。できるだけ早い時期に、再審無罪を勝ち取らなければなりません。この事件がいかにとんでもない冤罪であるかについては、以前にも書きました。下記にリンクを張っておきます。