【87】守大助さんのメッセージ
千葉刑務所の守大助さんから、支援者にメッセージが届きました。
全文を紹介します(カッコ内は当方で補足)。
(現在最高裁判所で闘っている)第一次特別抗告審で、
必ず「差し戻し・再審開始」を勝ち取るため、
私は負けずに無実を訴え、必死になって闘いつづけます!
2018年も、皆さんの暖かく力強いご支援のおかげで闘うことができました。
本当にに有り難うございます。
寒気日増しにつのり、冷え込みの厳しい毎日ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
常日頃から「仙台北陵冤罪事件」のために貴重な時間を費やしてご支援下さり、
心より感謝しております。
仙台高裁・嶋原不当決定(2月28日・再審請求棄却)への怒りは消えません。
あのようなとんでもない判断が、いつまで許されるのでしょうか。
患者さんの血液検査を私たちがどうやって調べられるのでしょう!
鑑定データを全て開示しない中で、どうやって同じ方法で実験できるのでしょう!
いったい裁判所というのは何を考えているのか?
本件での鑑定(大阪府警科捜研が筋弛緩剤の成分を検出したと主張する)は証言だけで、
具体的な物証(実験データなど)は何も提出されていません。
裁判所は一度も証拠開示を認めてません。全くアンフェアです。
土橋鑑定人(元・大阪府警科捜研)の証言が偽証だったことも、
弁護団は明らかにしたのです。
それでも裁判所は、無実の訴えを無視しつづけます。
こんな裁判が公正なのですか。暗黒時代が現在もつづいています。
私は看護師として一日でも早く社会復帰したいんです。
誰が何と言おうが、絶対に筋弛緩剤を混入していません。
両親は毎日ただ私の救出のために人生を送っています。
2人が元気でいる内に、この高い塀の中から出る手助けをお願いします。
2019年もどうかお力を貸して下さい。
やるせなさと司法への怒り、イタズラに時間が過ぎていくことへの焦り、本当に言葉になりません。