【56】守大助さんの詩「母」
今日は(日付が変わったのでもう昨日ですね)「母の日」でした。
皆さんはカーネーション、プレゼントしましたか?
守大助さんは、獄中でたくさんの詩を綴っています。
その中から「母」という詩を紹介します。
実家で母と会話したのが
2001年1月5日…
これを最後に外で会話できない
母と一緒に 買い物に行ったこと
母と一緒に食事したこと
母もきっと忘れていないだろう
もう少しです もう少しの辛抱です
必ず帰りますから
元気でいてください
“2001年1月5日”は、逮捕される前日。
1月6日の朝8時30分頃、
家に警察官が来るまでは、
普通の生活をしていました。
それから17年以上も塀の中とは、
想像すらできなかったでしょう。
日本の刑事司法を変えない限り、
大助さんの身に起きたことは、
私たちの誰にでも起こりえます。
実は大助さんの詩、朗読で聴けるラジオ番組があります。
インターネットラジオ放送局「ゆめのたね」(東日本チャンネル)の、
日曜日22:30〜「笑顔のチカラヂオちぼびたんでー」です。
支援者仲間のちいぼうさんがパーソナリティで、
大助さんのことも紹介しています。
リンクを貼っておきましたので、
ぜひ一度、お聴きになってください。