Free大助!ノーモア冤罪!

「北陵クリニック事件・無実の守大助さんを守る東京の会」事務局長の備忘録〜素人の素朴な目線から冤罪を考える〜

【170】「北陵クリニック事件」発生20年、守大助さん50歳を迎えて

昨年も読んでいただき、ありがとうございました。12月は1回も更新しなかったにもかかわらず、1000を超えるアクセスをいただきました。感謝しかありません。

引き続き、日本の刑事司法の絶望的な状況を1人でも多くの方に知っていただけるよう続けます。改めまして、よろしくお願いいたします。

12月16日に、約1年ぶりに守大助さんに面会してきました。新型コロナ感染対策のため手続きに少し時間がかかりましたが、千葉刑務所の職員さんは丁寧に対応してくださり、無事に面会できました。

大助さんは顔色が良く、とても元気そうで「阿部泰雄弁護士と一緒に闘うだけです!」と決意を語っていました。2021年1月6日で事件発生(正確に表現すると事件が警察にデッチ上げられて)から20年。逮捕当時29歳だった大助さんは4月に50歳を迎えます。

元気でいられるのも限界があるでしょう。一刻も早い第二次再審請求と万全の勝利に向けて、引き続き支援活動に力を注ぎます。

以下に大助さんのご両親からいただいた年賀状を紹介します。もう多くを語る必要はないかと思います。ご両親も70代半ばとなり、大助さんは折に触れて「何としても両親が元気なうちに帰りたい」と語っています。

これだけ無実が明らかな事件で、なぜこれほどまでに時間がかかるのか? なぜ警察・検察は沈黙を続け、裁判所は公正な審理から背を向け続けているのか?

冤罪は決して他人事でなく「自分ごと」。私たち自身が第二・第三の大助さんにならないためにも、日本の司法を絶対に変えましょう!

 

f:id:daisuke0428:20210101121157j:plain