Free大助!

「無実の守大助さんを守る東京の会」事務局長の備忘録

【23】千葉刑務所『千葉矯正展』に行ってきました!

11月13日の日曜日

守大助さんが収監されている千葉刑務所で開催された、

『第20回 千葉矯正展』にはじめて行ってきました。

敷地の一部が一般公開され、

刑務作業製品の展示即売をはじめ、

いろいろなイベントが開催されていました。

 

人数限定の施設見学も行われ、

一般公開されたエリアのさらに奥の、

受刑者が生活するエリアの一部を見学できます。

9時40分に到着した時点で午前の部は〆切。

360人の枠が一杯になっていました。

昼に配布される午後の部(240人)の整理券を取るため、

1時間以上前から並ぶことに。

聞くところによると、矯正展の一番人気だそう。

列の2番手に並んだこともあり、無事整理券をゲット!

 

そして職員さんの説明を受けた後、施設見学へ。

一般開放エリアとを隔てる高い塀の鉄扉(下の写真参照)を入ると、

荷物の一時預かり所。撮影や録音は禁止されており、

ここでカメラや携帯・スマホ、録音機を預けます。

(なのでここから先の写真はありません…ご容赦ください)

240人を20人ぐらいずつの班に分けて、

2列に並んで前後を職員さんに挟まれて見学の始まりです。

 

以下、見られた施設を回った順番に紹介します。

◆金属工場

 自動車の洗車機など、小さな金属部品を製造。

 旋盤機などが整然と並び、いかにも“工場”という雰囲気。

◆浴場

 白いタイル基調で、普通の銭湯のように清潔感ある空間。

 1回40名が入浴でき、入浴時間は15分。

 入口に注意事項が詳細に列挙されており、

 その最初に“交談は厳禁”と赤字で書かれていた。

 他に60名が入浴できる浴場もあるとのこと。

◆書類工場(建物外観のみ見学)

 政府で使う書類、名刺などを作っている。

 へ〜と思った。

◆紙工場

 高齢者や障害を持った受刑者がメインの工場。

 (千葉刑務所の受刑者の平均年齢は53.2歳、高齢化が進んでいる)

◆革工場

 紳士靴や剣道の道具を製造。

 ワックスのような(?)いい香りがした。

 守大助さんも今年上旬まで靴職人として勤務。

 ここで働いているのは刑期10年以上や無期刑の受刑者。

 そのため熟練工が多い。

 (千葉刑務所の受刑者の65%が無期刑)

◆炊事場(建物外観のみ見学)

 アイボリーの外壁の真新しい建物。

 守大助さんは現在ここで、食材の下ごしらえに奮闘。

◆運動場

 周囲を高いコンクリートの壁で囲まれている以外は、

 ごく普通の砂地のグランド。

 毎日30分の運動が行われる。

 年1回の運動会を心待ちにしている受刑者も多い。

 

以上です。見学時間は15分ぐらいでした。

複数の建物がコンクリートの通路で結ばれており、

ちょっと大きな学校の中を歩いているような印象でした。

ただしすべての建物の窓には格子状のフレーム。

(漫画などに出るような大げさなモノではありません)

高い柵の上には有刺鉄線が張られており、

ここが外部と隔離された空間であることを、

思い知らされます。

実際に罪を犯したならまだしも、

無実でありながらここで過ごす心境は…。

収監から9年、一刻も早く大助さんを出さねば!

と決意を新たにした施設見学でした。

 

最後に大助さんが塀の中で詠んだ詩を紹介します。

今日、自分が見た風景、内側からはこんなふうに見えるんです。

 

『窓の外』(2011年2月)

部屋の窓には

鉄格子が付いている

外を見ようと思っても

一番に目が付くのは

鉄格子

青空よりも

曇り空よりも

雨よりも

一番に目が付くのは

鉄格子

早く鉄格子のない

生活がしたい

僕はいつも窓の外を見ている

鉄格子のない外を見ている

今日も明日も…

部屋の窓には

鉄格子が付いている

 

一般開放されたエリアの奥にそびえる壁。右下の鉄扉から施設見学へ。

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