【22】守大助さんの等級、上がりました!
約1ヵ月ぶりの更新となってしまいましたが、
ちょっと嬉しいニュースを。
千葉刑務所での守大助さんの等級が、
この10月に「3」から「2」に上がりました。
これにより面会できる回数は、
月3回→5回に、
守大助さんが手紙を発信できる回数は、
月5通→7通となりました。
炊事班での刑務作業も、
重たいヤカンを持っての配膳作業から、
食材の下処理になりました。
タマネギの皮を剥いたり、
ジャガイモの芽を取ったり、
包丁を握りながら奮闘しています。
以前にも書きましたが、患者さんの点滴に、
毒物の筋弛緩剤を入れるような人に、
大切な食べ物を扱う作業を任せるでしょうか?
刑務所サイドも、守大助さんが無実であることを、
わかっているのではないのか…?
今回の等級アップは嬉しいニュースですが、
「おめでとう」という言葉をかけるのは、
再審無罪を勝ち取るまでおあずけです。
現在争っている再審請求の即時抗告審について、
仙台高等裁判所は年度内に結論を出すと言われています。
そして守大助さんは、
差し入れてもらった看護の本を読んだり、
再び白衣に袖を通すという強い決意を以て、
自由になった日に備えて勉強しています。
無期懲役囚に聞き取りを行った、
心理学者のレポートを読んだことがありますが、
ほとんどの場合、
将来に絶望して無気力になっているそう。
しかし守大助さんは違います。
自分は無実で、絶対に塀の外に出る!
という希望があるからこそ、
しっかり毎日を過ごすことができるのでしょう。