【14】守大助さんからのメッセージ
「守大助さんを守る東京の会」総会、無事に終了しました。取り急ぎ、千葉刑務所から守大助さんが総会に寄せてくれたメッセージを紹介します。以下、手紙を書き起こしました。
私は絶対に!筋弛緩剤を混入していません。
裁判のデタラメは、
誰よりも私が一番知っています。
真実を最後まで訴えて、
「再審開始・釈放」を勝ち取ります。
東京から仙台高裁へ、
署名をどんどん届けて下さい!
大崎事件・再審開始決定。
次こそ私です。流れ止めません。
本日はお忙しい中、
「第3回・東京の会総会」へ
多くの方々に参加していただきまして、
本当に有り難うございます。
いつも街頭宣伝・署名活動・学習会をして下さり、とても感激しています!
“やっていない” 無実を証明するのに、
なぜこんなに時間がかかるのでしょうか。
やってないのですから、
やってない!という以上の証拠はない!
もう16年も社会から隔離され、
おかしくなりそうです。
今回弁護団が提出した「新証拠」で
土橋鑑定人が法廷で“偽証”していたことが
明らかになりました。※
再審開始条件に、
専門家の偽証が明らかになった場合、
開始決定しなければならないはずです。
この偽証を裁判所は無視して!
これまでのように信用できると
認定しつづけるのでしょうか!
冗談じゃないです。
デタラメ鑑定によって無実の私は
高い塀の中へ閉じ込められ、
人生を奪われているのです。
46歳になった今も、
一歩も塀の外へ出られない生活をさせられています。
助けて下さい。
東京の会の皆さん、私は無実です。
両親が元気でいるうちに帰りたい!
今後もどうかご支援を宜しくお願い致します。
2017年7月 無実の守大助
※土橋均・元大阪府警科捜研鑑定人。
同鑑定人が行なった「5人の患者の尿や血液、点滴溶液から、筋弛緩剤の成分が検出された」とする報告が守大助さん有罪の根拠とされているが、鑑定結果が荒唐無稽かつ、鑑定を行なった事実を裏付けるデータが提出されていないなど、合理性が疑われている。
メッセージは手紙の形で寄せられます。情報発信の自由が制限された刑務所の中ではメールもネットも使えません。