Free大助!

「無実の守大助さんを守る東京の会」事務局長の備忘録

【9】検察にもう一言!

検察の横暴について、

もう少し書きたいと思います。

 

守大助さんの再審請求はすでに1度、

仙台地方裁判所で棄却されています

(2014年3月)。

裁判所は無実を示す数々の可能性を黙殺し、

検察に証拠の開示を働きかけもせず、

“大助さんはやってない”

という切実な声を門前払いしました。

 

この決定に対して、

仙台地方検察庁次席検事(※)だった

吉田安志さんは、

「極めて適正かつ妥当な決定と考える」と、

コメントしました。

 

※次席検事な地方検察庁において、検事正に次ぐナンバー2のポジション。吉田検事は現在、東京地検特捜部長になっています。

 

これは共謀罪の質疑の中で、

治安維持法による刑の執行は適法だった」

と言い放った金田法務大臣に匹敵する、

許せない暴言です!

 

前回の繰り返しになりますが、

日本の刑事司法における検察の力は絶大です。

警察が逮捕した容疑者を

起訴(裁判にかける)するかを決め、

裁判では死刑、無期懲役、懲役何年といった

刑の求刑を行い、

さらには裁判所が下した決定に、

異議を唱える権限まで有しています。

 

これだけの権力を独占しているわけですから、

検察はもっと謙虚であるべきです。

常に冤罪の可能性を意識し、

証拠の開示を求める声が上がったら、

積極的に応じるのがスジです。

 

しかし実際はどうでしょう。

一度起訴をしたら、

何としても有罪に持ち込むと

言わんばかりに、

無実を示す証拠があっても平気で隠し、

“開示する必要はない”と居直る。

こうした横暴の末に発せられたのが、

先ほどの吉田検事のコメントです。

 

大助さんの再審開始に向けた闘いは、

仙台高等裁判所に舞台を移して続いています。

仮に再審開始の決定が出たら、

検察は必ず異議を唱えてくるでしょう。

それを裁判所が受け入れたら、

再審が取り消されてしまいます。

 

こんな検察に誰がしてしまったのか?

その責任は、私たちにあります。

“検事さんは正義を守るエリート。

間違えて無実の人を起訴したり、

悪いコトなんかするハズない”

という幻想をひたすら信じ、

放置してきた結果ではないでしょうか?

 

大助さんの自由を勝ち取る闘いは、

日本の司法を私たち自身の手で、

良い方向に変えていくこと。

それが民主主義だと思います。